徳島の弁護士に相談で解決！亡くなった親の借金を相続しない方法

2025/10/21

相続放棄と限定承認の違いを解説

相続放棄と限定承認には、大きな違いがあるため、あらかじめ把握しておかなければなりません。まず相続放棄とは、相続を完全に放棄することを指し、財産はもちろんのこと、負債も一切引き継がないのが特徴です。

一方の限定承認は、負債を引き継ぐ点が特徴です。財産が負債よりも多い場合には、プラス分を相続できたり、不動産や事業の資産を残しながらも負債を清算できるのが魅力です。どちらの選択肢が良いかは状況によって異なるため、相続人同士での話し合いが必須でしょう。

借金があるかどうかを調べる方法

被相続人に借金があるか否かを調べるためには、金融機関の口座を確認するのが最も手軽かつスピーディーです。ローンの引き落とし履歴やクレジットカードにリボ払い・分割払いなどの支払いがあれば、負債があると判断できます。

また、金融機関やクレジットカード以外の借金は、信用情報機関に問合せることで確認が可能です。消費者金融やローンの状況などを把握できるため、気になる方は活用してみましょう。他にも、自宅に催促状が届いているか否か、メールにて支払いに関する連絡が届いていないかを確認することも重要です。

弁護士に相談すべきタイミングとは？

被相続人の借金が判明した際、弁護士に相談すべきタイミングとしては「なるべく早め」が重要です。相続人が相続を放棄する場合は、被相続人が亡くなったことを知った翌日から3か月以内に手続きをしなければなりません。

早めに弁護士に相談しないと、期限が過ぎてしまい、仮に相続放棄を希望していても難しくなる恐れがあります。ただ、借金の有無が不明確な状況であっても、早めに弁護士に相談することで、事態の全容を早めに把握でき、早期の解決につなげやすくなります。

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