弁護士相談は徳島で!相続争いが泥沼化する要因と打開策

何年も続く相続トラブルの実例と問題点
相続問題が何年も続くケースは珍しくありません。とくに多い実例が「共有名義の不動産をめぐる争い」です。親が亡くなった後、複数人の子どもが相続した実家が共有状態のまま放置されている場合があります。
子どものうちの一人が住んでいるものの、他の兄弟が売却を希望するなど、なかなか協議がまとまらないことは多いです。
固定資産税の負担が偏ったりすることで、関係も悪化しやすいため、相続したら早期に名義整理したり、売却を検討したりすることが重要です。
早期解決のために弁護士ができること
問題を早期解決するために、弁護士ができることとしては、当事者同士の協議や交渉をサポートすることが挙げられます。相続人の権利関係を整理したり、財産調査を実施したりすることも可能です。
また、仮に当事者同士の協議が進まない場合には、必要に応じて調停や訴訟も視野に入れた対応を依頼できます。第三者に公正な解決を委ねることができるため、相続トラブルが生じてしまった場合には、弁護士の活用は有効な選択肢であるといえるでしょう。
法的紛争を未然に防ぐための事前協議のポイント
法的紛争を防ぐためには、相続が発生する前に協議しておくことが重要です。そのためにも、全体の財産をきちんと明確にして、相続人全員で情報共有しましょう。とくに、不動産や事業承継などの問題が絡む場合は、具体的な分割方法を決定しておかないと、トラブルに発展する可能性があります。
また、遺言書はきちんと作成しておき、相続人同士で不公平にならないような配慮も必要。なるべく、法的な効力が強い「公正証書遺言」で残しておくことをお勧めします。