徳島で弁護士に相談がおすすめ!遺産相続の手続きの流れを解説

相続開始から完了までのスケジュール

遺産相続の予定がある場合は、全体の大まかなスケジュールを把握しておく必要があります。まず相続開始直後は、1週間以内に死亡届を提出して口座凍結の確認も済ませましょう。年金や生命保険、公共料金などの停止手続きも必要です。

3か月以内に相続人を確定させ、相続放棄などの手続きを済ませたりと対応を進め、10か月以内に遺産分割協議を行いましょう。仮に話し合いがまとまらない場合には、遺産分割調停の申し立ても必要です。

相続人を特定する調査法と戸籍収集のコツ

相続人を特定するためには、必要な戸籍を集めることが重要です。まず、被相続人の出生から死亡までの戸籍を取得して、相続人に関する情報を集めましょう。相続人の範囲を確認したら、当事者が集って協議する場を設ける必要があります。

なお戸籍を集めるコツとしては、そもそもどの戸籍を取得すればいいのかを把握することが挙げられるでしょう。現在の戸籍や除籍謄本などさまざまな種類があるため、必要なものをきちんと取り寄せることが重要です。

遺産分割協議書を作成するときのポイント

遺産分割協議書を作成する際には、相続人全員の署名や実印の押印を忘れないようにしましょう。1人でも欠けていると無効となってしまい、余計な手間が生じてしまいます。また、財産の詳細についてもきちんと明記してください。預貯金や不動産、株式などきちんと特定できる情報をまとめることが重要です。

なお、合意内容については具体的に記載しましょう。誰が何の財産を相続するのか、どの程度相続するのかを明記しておくことで将来的なトラブルを防ぎやすくなります。

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